マイホームを考えはじめたら【資金計画編】

みなさんこんにちは。先週の“マイホームを考えはじめたら【家えらび編】”を読んでいただけましたでしょうか?失敗しないためにも何を大切にして暮らしたいかを整理したら、具体的なイメージが湧いてきたと思います。今日はその第二段【資金計画編】についてお話させていただきたいと思っています。
にしても、一週間経つのは早いですね…
ここ数日で急激に寒くなって、いよいよ冬本番です。今年は暖冬になると言われていますが、風邪を引かないよう気を付けていきましょう😊

お家を建てるうえで楽しくないけど、一番大切なお金の話。お家のイメージは浮かんでくるけど、お金のイメージってなかなか浮かんできませんよね。でも、ちょっとでも知っていると、展示場やお店に足を運びやすくなると思います!
家づくりには、土地代わ含め建物本体、家具、引っ越し代などたくさんのお金がかかりますが、その費用に充てられる資金は

・自己資金 ・銀行ローン ・両親等からの資金援助

の三つです。重要なのは“いくらまでなら返せるか”です。借りられる金額ギリギリまで借りたら、突然の出費に慌ててしまいます。借りられる限界まで借りるのではなく、安心に返せる予算にすることが大切です。今のお住まいが賃貸の方は、月額の返済が今の家賃と同じくらいか少し多いくらいであれば、安心ですよね😊

次に、住宅購入に必要な資金の内訳です。

①本体工事費…
建物そのものにかかる費用のこと。基礎工事、躯体工事、内装工事などを指します。
②付帯工事費…
選ぶ土地や状態によって金額が変わる場合があります。現場管理費や確認申請、屋外給排水工事などがあり、一棟あたりだいだい250万円程度の費用がかかってきます。給排水の引き込みがされていなかったり、浄化槽の設置、地盤改良など必要であればその費用もかかってきます。
③外構工事費…
どの程度行うかで変わってきますが、平均して100~150万円程度の費用がかかってきます。
④土地の購入費
⑤諸経費…
登記費用や火災保険料、土地の仲介手数料などがあります。また、カーテンや照明器具費用等が本体工事にどこまで組まれているのか確認も忘れずに。平均して100~150万円程度かかります。

①と②を足したものが建物のコミコミの価格になります。
よく広告で出ている坪単価は、本体価格の坪単価というだけです。別途かかる金額が書いていなかったり、オプションを追加していったら、坪単価が上がってしまったということはよくある話なので、気を付けてください。

①~⑤を足すとお家にかかる総額になります。
費用に関しては建物のコミコミの価格と、付帯工事、外構工事の費用がどれくらいかかるか、担当者へのチェックをお忘れなく!

また、
お家を今建てるのか、それとも資金を貯めてから建てるのか….
頭金を貯めてから…と悩むお客様はたくさんいらっしゃいます。でも、損得だけを考えるなら間違いなく、早いほうが得です。3年、5年と時期をずらしてもその間に支払う“家賃”を考えると、購入時期を遅らせることは、得にはなりません。仮に、家賃が8万円で、住宅資金として月3万円を貯蓄しているとします。5年後にマイホームを購入するとしたら、3万円×60カ月で180万円貯まります。でも、その間家賃として支払う金額は480万円になります。5年待ってる間に金利があがってしまう可能性もあります。さらに来年からは消費税が上がります。手当などがありますが、やっぱり早く建てるほうが得です。
建てる時期が決まっていない方も決まっている方も、しっかりと担当者さんとお打ち合わせをしてください。

現実的なお話をしましたが、資金計画はとても大切です。
せっかく建てるなら、無理をしない資金計画で建てたあとも楽しみたいですよね😊😊
長くお話をしてしまいましたが、ありがとうございました。
次回は【土地探し編】です。よろしくお願いいたします。